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#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コート : 施工方法

#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コート : 施工方法のご案内

#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コートは、硬化速度を遅延させるアレンジがなされており、また上塗りの施工も可能です。更には、最終的に施工面をコンパウンドで磨いて頂く事も可能ですので、ガラスコートなどコーティングのご経験が無い方でも簡単に、まるでワックスを塗る様な感覚で施工して頂くことが可能です。以下、#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コートを使用し一連の作業手順をご案内致しますので、是非ご参考にされて下さい。

作業手順の流れ

1)施工面の下地造り
2)#213 GlossWell Body Coatの施工
3)最終仕上げ : コンパウンドによる磨き

施工面の下地造り

一連のコーティング作業の中で最も重要となりますのが、何と云ってもこの施工面への所謂『下地造り』でありまして、とにかくこの段階での作業を如何に丁寧に行うかにより、最終的な仕上がりの美しさに大きく影響します。ですので、この段階の作業では時間をたっぷりかけて頂き、施工面を可能な限り磨き上げましょう。『下地造り』の作業手順は以下の通りです。

1)中性洗剤による洗車 … 施工面に付着している様々な汚れや、油分、ワックスなどを完全に洗い流す。
2)施工面の研磨 … 付属の研磨用コンパウンドを用い、施工面に付いている細かな磨き傷を可能な限り消し去る。
3)施工面の脱脂 … 同じく付属のND9タイヤキリーナーを使用し、2)で使用したコンパウンドを完全に除去する。

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中性洗剤(家庭用の食器用洗剤)や車用ボディーシャンプーなどを使用し、施工面に付着している汚れや油分、ワックスなどを完全に洗い流します。また、この時使用するスポンジやウエスは柔らかタイプのモノをお使い頂き、ボディー表面に傷を付けない様行って下さい。

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その後、施工面の洗剤を綺麗に洗い流します。

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続いてボディー表面の傷の修正や、今迄に付いてしまった磨き傷などを除去する作業に移ります。サンドペーパーによる研磨が必要な場合、ポリッシャーが必要となる場合、同時にタッチアップの作業が必要となる場合等々、車両の状態により様々なレベルの作業が必要になるかと思いますので、適時、必要とされる作業を行って下さい。この段階での施工面に対する作業結果が、最終的な仕上がりの面となりますので、ここでは十分なお時間をかけて頂きボディーを磨き上げて頂く事をオススメ致します。最終的には付属の2種類のコンパウンドをご利用頂き、施工面に残った細かな磨き傷を除去して下さい。

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まずは #1 MIGAKI コンパウンドを使用し、施工面の細かな磨き傷を消します。この際、キットに付属されております紙ウエスを使用して下さい。

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丁寧に、またあまり力を入れずにボディー表面を磨きます。

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続いて粒子の細かな #2 TSUYA 最終仕上げコンパウンドを使用し、ボディー全体を更に磨いて下さい。#2 TSUYA で磨き上げる事により、艶やかな施工面を造る事が可能です。

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付属の2種類のコンパウンド : #1 MIGAKI / #2 TSUYA を使用し、ガソリンタンク表面の細かな磨き傷を可能な限り消してみました。[磨き前] と [磨き後] の面の差がよくおわかり頂けるかと思います。そして #213 GlossWell ボディーコートを施工する事により、長期間に渡りこの様にシャープでスッキリとしたボディー表面の状態をキープする事が可能です。

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続いてキットに付属されるND9タイヤキリーナーを使用して施工面の脱脂を行います。最終磨きで用いた #1 MIGAKI / #2 TSUYA コンパウンドを完全に除去して下さい。

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キットに付属されます大判の拭き上げ用マイクロファイバー・ウエスにて、NDタイヤクリーナーを拭き取ります。これにて下地造りの作業が終了。いよいよ #039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コートの作業に入ります。

#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コートの施工

#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コートの施工方法のご案内です。実際の施工にあたり以下の点を必ずお守り頂ければ、施工を完璧に終了して頂く事が可能です。是非ご一読下さい。

1)コーティング用スポンジへの GlossWell の滴下は、1回 / 最大5滴まで
2)施工面に塗布後は、必ず 30秒〜1分以内に拭き上げる
拭き残し等によるムラが発生する事がありますので、拭き上げの作業は丁寧に行って下さい。
・必ず GlosWell が硬化する前 / 液体の状態 にて拭き上げて下さい。
・その日の気温や湿度により、GlossWell の乾燥時間は異なります。
3)施工面を細かく分け、小さな範囲で施工する : 大きな面を1回では塗らない
4)完全硬化までには常温で3日必要です。付属のコンパウンドによる最終磨き作業は施工より4日目以降に行って下さい。

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ハイブリット・コートの施工など初めての方が殆どだと思いますので、まずは実車への施工前に空き缶を使用して、コート剤の塗り具合や伸び具合、またその後の拭き上げの感覚などを、お試し頂く事をオススメさせて頂きます。

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まずは大原則!! コーティング用スポンジへの GlossWell の滴下は、1回 / 最大5滴まで!! をお守り下さい。
※ ハイブリット・コートはとにかく薄膜が原則。薄膜となる事によりその機能を存分に発揮します。コーティング用スポンジへの GlossWell の滴下 : 1回 / 最大5滴までをお守り頂けたら、理想的な膜厚を施工面に形成する事が出来ます。

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GlossWell を空き缶に塗りますと、直ぐに空気中の水分とコート剤の成分が反応を起こし施工面に細かな粒々が現れます。このまま放置をしますと、スポンジの拭き目の通りにて硬化をしてしまいますので、GlossWell が完全に硬化をする前に、キットに付属される拭き上げ用の小さなマイクロファイバー・ウエスにて拭き上げの作業を行います。

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GlossWell を拭き上げる時間やタイミングは、その日の気温や湿度により様々となります。一般的に気温や湿度が高い場合は硬化速度は速く、逆に気温も湿度も低い場合は硬化速度も遅くなります。GlossWell は一般の方でも施工が可能となる様、硬化する速度を遅くするアレンジがなされておりますので、まずは GlossWell 塗布後、30秒を目安に拭き上げ を行って下さい。その際、GlossWell が全く硬化をしておらず、液体の状態のまま拭き上げる 事が出来れば理想的です。拭き上げる際、施工面に拭き残しがない様に丁寧に拭き上げて下さい。

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GlossWell を施行後、30秒で拭き上げた後、施行面を指で触ってみて下さい。そこには既にガラスの面が存在をしています。GlossWell の場合、施行基材との密着性能が高く、拭き上げ直後であっても指で触る程度でしたら、全く問題ありません。空き缶を使い、乾燥時間を確認。そして液体の状態ままスッと拭き上げる事が出来、更に拭き上げた面にガラスの感触を得る事が出来たら、そのプロセスに至る時間が、お住いの地域やエリア、そして気象条件に即した GlossWell の最も相応しい施工時間となります。

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空き缶を使用して GlossWell の乾燥状況を確認の後、再度以下の注意事項をご確認の上、実車への施工にお進み下さい。
1)コーティング用スポンジへの GlossWell の滴下は、1回 / 最大5滴まで
2)施工面に塗布後は、必ず 30秒〜1分以内に拭き上げる
3)施工面を細かく分け、小さな範囲で施工する : 大きな面を1回では塗らない

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GlossWell は基材施工面との密着性に優れておりますので、施工面を細かく分け小さな範囲で施工する事が原則となります。例えばガソリンタンクの場合などは、左右を4分割として捉え、それぞれのパートを一つづつ施工される事をオススメ致します。

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GlossWell は驚く程『よく伸びる』性質を持っていますので、スポンジへの一回の滴下が僅か5滴でありましても、施工面に対し十分に塗り広げる事が可能です。

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拭き上げのタイミング : 施工後、大凡30秒〜2分を見計らい、キットに付属されるマイクロファイバー・ウエスで丁寧に拭き上げて下さい。この際、GlossWell全体が硬化しているのでは無く、液体の状態のままで拭き上げる事が理想的です。

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同じ要領にて、ボディー全体への施工作業を行って下さい。再度、コーティング用スポンジへの GlossWell の滴下は、1回 / 最大5滴まで。そして施工後、必ず 30秒〜1分以内に拭き上げる。をお守り下さい。

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拭き残しは、ムラの原因となりますので、丁寧に且つしっかりと GlossWell を拭き取って下さい。

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全体の施工が終了しましたら、続けて2回目、また3回目などの重ね塗りも可能です。GlossWell は薄膜である事が重要なのですが、3回目迄の重ね塗りでしたら膜厚も規定値内であり、また何より施工面のグロス感が増しますので、重ね塗りの施工はオススメをさせて頂きます。

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再度、GlossWell の拭き残しがないかを確認して頂き、塗りの作業は終了となります。この後、GlossWell が完全に硬化してガラスになる迄には3日間の常温での乾燥が必要となります。表面は施工完了直後よりガラスで覆れた乾燥状態となりますので、3日間の乾燥中にゴミ物等が施工表面に付き、そのまま硬化してしまう事はありませんのでどうかご安心下さい。但し、乾燥中、雨や水滴などが施工面に当たる事は絶対に禁忌となりますのでその点のみご注意下さい。

最終仕上げ : コンパウンドにより磨き

完全乾燥後 (施工より4日目以降)、キットに付属されます #2 TSUYA コンパウンドにて最終的な磨き作業をして頂く事により、GlossWell 施行面全体をグロス感に溢れた非常に美しいボディーに仕上げる事が出来ます。

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最終的な施行面の磨きは、こちらの #2 TSUYA コンパウンドをご使用下さい。

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少量を紙ウエスに取り、力を入れずゆっくりとしたストロークにて丁寧に施行面を磨いて下さい。

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硬化した GlossWell の拭き目の跡や、拭きムラを綺麗にならし、みるみる内に施行面全体を限りなく鏡面に近い状態にする事が出来ます。

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そして、最後にキットに付属されます大判のマイクロファイバーで全体を拭き上げ、GlossWell の施行作業は終了となります。高硬度 8H を誇るハイブリット・コートは、この後、長期に渡り、あなたの愛車を傷から守り、さらに高純度のハイブリット・コートは、あなたの愛車をガラスのショーケースで包み込み、深いグロス感と共にその美観をキープし続けます。

GlossWell 施行前

こちらは GlossWell 施行前のガソリンタンク。黒いボディー特有の細かな磨き傷が気になります。

213 before

GlossWell 施行後

そしてこちらは GlossWell 施行後のガソリンタンクです。写真では、この艶やかなグロス感を上手くお伝えする事が出来ませんが、それでも上の施行前の写真と比べてみますと、その違いは一目瞭然だと思います。愛車のボディーが輝き出す瞬間は非常に楽しく、且つエキサイティング!! この感覚を是非、お楽しみ頂きたく思います!!

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#039 GlossWell PRO : ニューファンクション・コート