BL シルバーコート RT
最新のナノ・テクノロジーによる
新開発の鏡面塗装システムです。
スプレーガンによる通常塗装にて
クロームメッキの代替とも呼べる
金属調最終表面処理が遂に実現!!
BLシルバーコートRTは、短時間にてその基材表面をナノ化された銀粒子よる鏡面化とする事を可能とした、全く新しいプロセスによるシルバークローム調塗装処理システムです。独自に開発を致しました最先端のナノテクノロジーにより、銀ナノ粒子を低温下で凝結させる事に成功。従来の銀鏡反応による銀膜などと比べ、金属調の意匠性に優れた高輝度感を有し、尚且つ通常のウレタン塗料による塗膜と同様の安定をした特殊銀膜を形成致します。
BLシルバーコートRTは通常の塗装装置 : コンプレッサー&スプレーガンにての施工が可能。例えば銀鏡塗装の際に必要とされた専用設備 ( 2頭ガン等 ) などは一切必要ありません。またその作業工程も大幅に簡略化がされており、コストパフォーマンスにおいても大変優れたシルバークローム調塗装処理システムです。[ 特許取得済 ]
低温加工 : 焼き付け上限温度は80℃に設定。試作品各種 / モデリング / 樹脂系基材やプラスチック基材全般など高温処理を行う事が出来ない基材であっても、これからは金属調最終表面処理加工が可能となりました。
BLシルバーコートRTは既に大手自動車メーカー様、大手家電メーカー様、大手デジタル系ディバイス製造メーカー様、大手屋外レジャー産業メーカー様、試作品に関する業界様、板金関連業界様、屋外サインに関する業界様、舞台装飾関連業界様、楽器製造業界様、絵画及び陶芸に関する業界様等々、幅広い業界にて採用を頂いております。
特徴
塗装によりクローム調の表面処理を実現
BLシルバーコートRTは、最先端のナノテクノロジーにより『銀』そのものをナノ粒子化 (1ナノメートル=0.000000001メートル / 1mの10億分の1) させ、極々微細な銀の粒子による銀膜を形成する事を可能とした特殊塗料です。結果その塗装表面は鏡面化を果たし、限りなく本物の『鏡』に近い状態となります。通常の塗装方法によりメッキと同等の表面処理を可能とした最先端の特殊塗料です。
通常の塗装設備にて施工可能
◯ 通常のスプレーガンにての吹き付け塗装により施工。
※ 銀鏡塗装の際に必要とされる2頭ガンなどの専用設備は一切必要ありません。
塗装手順は僅か3工程
1. 専用プライマー (白) の施工
2. シルバー主剤の施工
3. 専用トップクリアーの施工
低温焼き付け加工を実現
80℃ / 30分間の強制乾燥
◯ シルバー主剤の施工の際、80℃ / 30分間の強制乾燥が必要です。
◯ プライマー / シルバー / トップクリアーの全工程を常温乾燥にて行う事も可能です。
施工可能な面積 : スプレーガン使用時
◯ 銀 (希釈率0%) が100%塗着したと想定 → 銀15gで約1平米の施工が可能。
◯ 銀 (希釈率200%) で30%が塗着したと想定 → 銀40gで約1平米の施工が可能。
低コスト : 作業工程の簡略化
◯ 従来のメッキ加工及び銀鏡塗装に比べ作業工程が大幅に簡略化されており作業時間も短縮されています。
◯ シルバー面の推奨膜厚は僅か0.2μm。コストパフォーマンスに優れます。
多彩なカラーバリエーション
◯ トップクリアーはウレタン系塗料を使用しておりますので任意の調色が可能です。
◯ キャンディーカラーによる多彩なカラーバリエーションや銀箔調仕上げなどが可能。
◯ 施工表面に高級質感による付加価値を付与します。
◯ 着色用専用キャンディーカラー : ブラック / ブルー / レッド / イエロー / グリーン / バイオレット / オレンジ
施工対象基材
BL Silver Coat RT 施工方法
BLシルバーコーRTは、専用プライマー / シルバー主剤 / 専用トップクリアーの3工程の塗装を行う事によりシルバークローム調の最終表面処理を実現致します。筆者は約5年間に渡りこの特徴的な特殊塗料を触り続け、BLシルバーコートRT全般の施工方法を模索しておりましたが、遂にスプレーガンを使った手塗りによる施工方法を確立致しました。以下にその施工方法に関する全て、及び施行中に注意するべきポイントを明記致します。
- プライマー表面の洗浄方法
プライマー施工方法
[ プライマー希釈比 ] 主剤 : 硬化剤 = 4 : 1 / 専用シンナー主剤の80〜100%
シルバー主剤 : 施工方法
[ シルバー主剤 希釈比 ] シルバー主剤 : 専用シンナー = 1 : 5
シルバー主剤 : スプレーガンの設定
◯ パターン : 全開
◯ 吐出量 : 1/2回転より5度程度戻し (時計で例えると25分位の位置に設定)
◯ エアー圧 : 0.16〜0.18MPa
◯ ガン距離 : 15cm
トップクリアー施工方法
[ トップクリアー希釈比 ] 主剤 : 硬化剤 = 8 : 1 / 専用シンナー主剤の40〜60%
施工解説動画
BLシルバーコートRTの施工に関し、どなたでも100%成功すると申し上げて過言では無い施工方法を遂に確立致しました。今まで最大の難関とされていたシルバー主剤の施工に関する様々な問題点は、これにて全て解決する事が出来たと思います。つまり、今後はスプレーガンにてクロームメッキと同等の金属調最終表面処理が可能となりました事をお伝えさせて頂きます。その他プライマー / トップクリアーの施工方法やプライマー塗膜の処理方法など、本編には重要な情報が多々含まれておりますので是非ご参考にされて下さい。
ご注文
保管場所 / 消費期限
塗膜性能評価
表面硬度 | 三菱UNI鉛筆使用 / 荷重500g / 3H | |
付着性 | 碁盤目2mm試験 / セロテープ剥離 | 100/100 | 異常なし |
不粘着性 | ガーゼ5枚重ね / 荷重 Ø 40/500g 70℃ × 4h | 異常なし |
耐熱性 | 90℃ × 120h | 異常なし |
耐湿性 | 40 ± 1℃, 95%RH以上 × 120h 変色無き事 | 異常なし |
耐水性 | 40℃ 侵漬 × 48h | 異常なし |
冷熱繰り返し性 | -30℃ (1h) ⇔ 80℃ (2h) × 3 cycle | 異常なし |
耐光性 | フェードメーター × 200h | 異常なし |
耐衝撃性 | デュポン式 R=1/2inch W=500g H=300mm | 異常なし |
耐アルカリ性 | 0.1N-NaOH 55℃ × 8h スポット 変色無き事 | 異常なし |
耐酸変色性 | 0.1N-H2SO4 RT × 48h スポット 変色無き事 | 異常なし |
耐人汗性 | JIS0804法 人工汗液 40℃ 90%RH × 120h | 異常なし |
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